クロアチアとハンガリーの商船三井、INAを巡る交渉再開へ
ブダペスト(MTI)-クロアチアとハンガリーの石油会社商船三井は、共同所有のクロアチア石油会社INAを巡る交渉を3月末に国際仲介人を使って再開する予定であると、クロアチアの経済大臣が火曜日ロイター通信に語った。
イワン・ヴルドリャク氏は、長期にわたる紛争の解決を支援し、INAの将来に関する交渉の舵取りをするという米国からの申し出を双方が受け入れたと述べた。
「双方とも進行役を関与させることに同意した。 商船三井が新たな株式保有協定とINAの発展のための新たな戦略を含む我々の出発点を受け入れれば、この紛争は政府の任務中に解決される可能性がある」とヴルドリャク氏は語った。
クロアチアは、政府が意思決定において平等な発言権を持つようINAの経営権を再定義することを求めているが、商船三井はこれを拒否している。 ハンガリー側に近い関係者は今月初め、ロイターに対し、商船三井は自らを金融投資家ではなく戦略投資家とみなしており、「会社を経営できるようにしたい」と語った。
商船三井はまた、早期に合意に達しなければ、INA株を売却する用意があると以前にも述べた。
ザグレブに本拠を置くINAの株式44.84%を所有するクロアチアは、2011年以来、商船三井が2009年の株主協定の一環としてINA株式の49.08%を取得したINAの経営権の一部を取り戻そうと試みてきた。 交渉は2013年XNUMX月に始まったが、ほとんど進展していない。
クロアチアの会社をめぐるXNUMX年にわたる衝突には、経営権とクロアチア政府の契約違反疑惑を巡る相互仲裁訴訟、クロアチア最高裁判所によるINA売却における役割に対するクロアチア元首相イボ・サナデルに対する贈収賄判決、そして国内での贈収賄容疑が含まれている。クロアチアの法廷では商船三井のゾルト・ヘルナディ会長が訴えられているが、同会長はこれを否認している。
情報源: http://mtva.hu/hu/hungary-matters
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