二尾犬党がブダペストで「灰色の平和行進」を開催

風刺政党「二尾の犬党」(MKKP)は土曜日、「みんな同じになろう」をモットーにブダペストで「灰色の平和行進」を開催した。

二尾犬党がデモ行進

デモ参加者は皮肉を込めて、すべてが一様に灰色であるべきだと要求し、「ユニークな人は孤独で、画一的な人は決して孤独ではない」と主張した。

英雄広場のデモ参加者に演説し、 ゲルゲイ・コヴァーチMKKP共同党首でブダペスト第12区の市長でもある彼は、選挙の廃止を訴えた。しかし、ハンガリーには選挙がある以上、誰もが同じ政党に投票するか、すべての政党が同じ名前を持つべきだと彼は述べた。

彼は、政府が依然として国民の意見を求めていることに国民はうんざりしていると述べ、国民協議のアンケートに事前に記入するよう要求した。

MKKPのもう一人の共同党首、ズザ・スージ・ドーム氏は、デモ参加者がブリュッセルに「いかにグレーな存在になり得るか」を示したことを称賛した。ドーム氏は、2026年の選挙では「無原罪懐胎の国」を実現するために、与党フィデス・キリスト教民主党連合に投票するよう、すべての人に呼びかけた。

第9区のクリスティーナ・バラニ市長は、ハンガリーの「15年間の国際協力を経てもなお、誰もが誰かを愛せると信じ、街中でデモ行進を繰り広げている」人々を批判した。「注意しなければ、オーストリアに追いつくことになりかねません」と彼女は述べた。

同党の政治コーディネーター、バラズ・サンドル氏は、政府が「ブダペスト・プライド・マーチの禁止によって、ついに多様性に終止符を打った」ことを歓迎した。「個人の意見の時代は終わった。個性が均一性を抑圧することを許さない!」と彼は述べた。

「グレー平和行進」は、レンドヴァイ通りからアンドラーシ通り、コダーイ・コロンド通り、デリバブ通り、リップル・ロナイ通りを経て英雄広場へと進んだ。行進がロシア大使館に到着すると、群衆はフィデス党に「ロシア人を呼び戻せ」と要求した。また、国獣をハンガリーのグレー牛種にすること、国歌の言語をロシア語にすること、そして全員にラヨシュ・コヴァーチという名前をつけることを要求した。

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